もちもちの
食感。
「ぷちぷち、もちもち」とした食感がクセになるやえつむぎのもち麦。一般的な米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも「うるち性」と「もち性」があり、もち性のあるもち麦のほうが一般的なうるち性よりも、ぷちぷち・もちもちした食感を楽しめます。もち麦はその食感が好きで選ぶ方も多いですが、実は栄養的にもメインをはれる実力派なんです。
消化をゆっくりにする、
β-グルカンのちから。
β-グルカンは水溶性の食物繊維。
〜人の消化酵素で消化や吸収されない成分〜。
β-グルカンは善玉菌のエサになって腸内環境を整える機能や、糖質の吸収を抑え、食後の血糖値上昇を抑える機能や、強いねばりでコレステロールを吸着し体外への排出を助けることも報告されています。
もち麦の食物繊維は精白米の約30倍、ごぼうの約2倍。私たちの日々に、頼れる味方です。
やえつむぎのもち麦は
低GI食品。
糖質の吸収が穏やかで、太りにくいもち麦。
食事をすると、食べたものは体内でカラダを動かすエネルギー源「糖」になり血液中を流れるので血糖値が上昇します。血糖値が上昇すると、「インシュリン」というホルモンが血糖値を下げようと働きます。
インシュリンには、脂肪をつくり脂肪細胞の分解を抑制する働きがあるので、分泌されすぎると肥満の原因にもなります。肥満を抑制するには、インシュリンの分泌を抑え、血糖値の上昇をゆるやかにする食事が必要となります。
GI値が低い「もち麦」は、ゆっくりとカラダに吸収され腹持ちがよく、ダイエットにもおすすめの食材ということになるのです。
いつものご飯に
混ぜるだけ。
【炊き方】
1.白米を洗米してからいつもの水加減に(白米1合に対して1合分の水)
2.①に洗ったもち麦を加える(白米の10〜30%)
米1合の場合:10%=15g(大さじ1) 、 30%=45g(大さじ3)
3.②にもち麦の倍量の水を追加し、炊飯する
米1合の場合:10%=30ml 、 30%=90ml
(浸水時間は長めがおすすめ)
茹でて保存が便利
〈材料〉もち麦100g/水1L
1.もち麦はさっと洗い、軽く水気を切る。
2.大きめの鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したらもち麦を入れて中〜弱火に。フタをせずに、時々混ぜながら15〜20分茹でる。
3.茹で上がったらザルにあげ、流水でぬめりを洗い流したら、しっかりと水気を切る。
〈保存方法〉
●茹でたもち麦を冷まし、ジッパー付き保存袋に入れ、全体的に平にする。
●冷凍で2週間ほど保存可能。(冷蔵保存は2〜3日)
〈解凍方法〉
●冷蔵庫に移して6時間ほど置くか、レンジで解凍してください。
●スープなど汁気の多い料理にご使用の場合は、凍ったまま入れても大丈夫です。