つむぎノート 12

粥有十利(しゅうゆうじり)

禅宗では、お粥に十の功徳があるとされ、
これを「粥有十利(しゅうゆうじり)」といいます。

一、色|顔色や血色が整うこと。
二、力|気力・体力が満ちること。
三、寿|長く健やかに生きられること。
四、楽|食べ過ぎず、からだが安らぐこと。
五、詞清弁|言葉が澄み、心が落ち着くこと。
六、宿食除|前の食事が滞らず、すっきりすること。
七、風除|外邪に負けない状態を保つこと。
八、飢消|消化よく、飢えを満たすこと。
九、渇消|のどの渇きを癒すこと。
十、大小便調適|めぐりが整うこと。


もちろん現代医学的な効能を示すものではありませんが、現代の視点で見てもお粥は水分が多くやわらかいため消化にやさしく、体を内側からゆるやかに温めてくれるので、体に優しく温活にもおすすめの食事です。
また、紫黒米玄米やもち麦などの雑穀を加えたり、具材を変えたりと、その日の体調や好みに合わせてアレンジできるのも大きな魅力。
日本では「病気のときの食事」という印象が強いかもしれませんが、日々を整えるための一椀。そんなふうに捉え直してみると、お粥はもっと身近な存在になるのかもしれません。

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